Work![Crime1 defend] 序章・第1章「お嬢様」
CAST
リム(♀)
ザン(♂)
警官A(♂)
キャラクター設定
[ ]はSE及び状況です。参考にして演じて下さいませ。
序章(台詞はありません)
-----20XX/10/09 02:03AM-----
[雨音]
[足音]
[雷]
[銃声]
第1章「お嬢様」
-----20XX/10/17 09:53AM-----
[電話の音や会話、オフィス的な騒音]
[早足で歩くリム]
001 警官A「待て!待つんだ!!」
002 リ ム「離してっ!私はショッピングに行きたいだけなの。
どうしてそれが駄目なのよ!?」
003 警官A「だから、何度も言ってるじゃないか!君は狙われているんだ。
現に君の両親は…」
004 リ ム「関係ない!あんな奴…仕事仕事って…私のことなんてどうでもよかったのよ…。
あんな奴…知らない!!」
005 警官A「!! 君の実の両親だぞ!?」
006 リ ム「うるさい…うるさぁぁいっ!!」
[騒音がリムに向けられたものに変わる]
[エレベーターが到着する]
007 リ ム「!」
008 ザ ン「…どうした?」
009 警官A「あ、ザンさん…」
010 ザ ン「乗らないのか?」
011 リ ム「待って!乗るわ!」
[リムの足音]
012 ザ ン「あんたは駄目だ。死にたいのか?」
013 リ ム「…ショッピングくらい―――」
014 ザ ン「駄目だね。
リム=カート。大企業で世界的に有名なウッド=カートの一人娘。
ウッド=カートとその妻は殺害された。捜査では金目当てだとは見ていない。
恨みによるものなら納得だな。相当な事をしていたようだし…。
あんたが世界的に有名でない事を、あんたのいうクソ親父に感謝するんだな。」
015 リ ム「なっ…!」
016 ザ ン「あんたみたいな世間知らずのお嬢様に、自分の身が守れるとは思えない。」
017 リ ム「…どうすればいいのよ?」
018 ザ ン「ここでおとなしく保護されてろ。事件のカタがつくまでな。
ここならあんたを守ってくれるこいつら(警官)がご万といる。」
019 リ ム「…じゃあ、いつでも私を守ってくれる人がいればいいのね?」
020 ザ ン「ま、そういうことだな。」
021 リ ム「それなら、あなたが用意して。私のボディガード。
あなたの納得いく人を。それなら文句ないでしょ?」
022 ザ ン「―――はぁ…。馬鹿につける薬はない…か。
俺が戻るまで絶対外に出すな!」
023 警官A「はっ、はい!!」
[エレベーターが閉まる]
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